ハイ・チューン    作品はこちら

母子家庭の、末っ子として育つ。高校の頃から、美術の力を付けるために中国画などを模写して、独学で美術を学ぶ。バイクに張るステッカーなどをデザイン、制作して、学費を稼いでいた。高校3年のときに、友人の紹介で小さな美術スクールの存在を知る。現在は、意欲的に制作活動をしながら、地元の夜間大学に通う。

受賞歴：アーリー・インターナショナル（2011年）・giz デザインコンテスト　２位入賞、メキシコアートコンテスト入選、日本国際切り絵コンテスト入選、KDDI財団チャリティーコンサートポスターデザイン（2013年、2014年）、アンコール国際映画祭ポスターデザイン提供（2014年）

 

 

 

クンティア・リム　作品はこちら

土木業を営む家業を手伝いながら、空き時間に制作活動に励む。カンボジアの文化や宗教に関する作品などを好んで制作している。現在は、日本人の支援を受け、地元の夜間大学で学ぶ。笠原の美術アシスタントとして、ラタナキリでの授業に同行したり、gizのプロジェクトに参加し、村の女性達に美術指導等もしている。

受賞歴：giz デザインコンテスト　複数の部門にて１位、２位入賞、メキシコアートコンテスト入選

 

 

 

ソペアック・ドーン  作品はこちら

販売業を営む家業を手伝うため、しばらくは学校に行けなかったが、最近、地元の大学に通うようになる。英文科を専攻。女性らしい柔らかい色で、カンボジアの花や動物を描くのが得意。デッサン力、デザイン力も高く、日本のデザインコンテストでも入賞した。

受賞歴：ドリーム・ガールズ・プロジェクト　グッド・チャレンジ賞受賞／giz デザインコンテスト応募、アンコール国際映画祭ポスターデザイン提供（2014年）

 

 

 

ソーピア・ドーン   作品はこちら

姉のソペアックと一緒に、友達の紹介で、小さな美術スクールに通い始める。姉同様、高い美術能力があり、作品には、温かさが感じられる。現在、地元の大学４年生。

作品応募歴：ドリーム・ガールズ・コンテスト／giz デザインコンテスト、KDDI財団チャリティーコンサートポスターデザイン（2015年）

 

 

 

 

バンデット・エム    作品はこちら

シェムリアップ生まれ。母親とは幼いときに死別し、父親とは離れて暮らさなければならなくなったため、叔母の家族に引き取られて姉兄弟と一緒に生活している。現在日本人の支援を受けて、大学の工学部に通う。2012年より小さな美術スクールで美術を習い始めた。趣味は、宇宙、読書とバスケットボール。レオナルド・ダ・ビンチを尊敬している。

作品応募歴：カンボジア国内アートコンテスト

 

 

 

 

ミトナー・ドーン    作品はこちら

姉二人と一緒に、絵を描きにくるようになる。当時は、若干１４歳でありながら、油絵などの技法をすぐにマスターした。動物、虫、果物などを、独特の世界を持つ作品を制作している。

作品応募歴：国連ピース・フォー・アース／アーリー・インターナショナル／アメリカ　ロサンゼルス　フラワー・フォー・ピース／花王環境コンテスト

 

 

 

 

ヒーア・チーブ    作品はこちら

カンボジア、ベンメリア出身。２００８年アンコール高校卒業。シェムリアップ市内の孤児院にて１４歳より日本語を学ぶ。２００６年度日本語スピーチコンテスト優勝。２００８年より小さな美術教室で通訳として働く。現在、美術制作にも励んでいる。