プログラム
アートプログラム
絵楽（EGAKU)。絵を描くのは楽しいと、子ども達はその喜びを体いっぱいに表します。小さい子も大きい子に混じりながら、彼らの「子どもの時」を一生懸命に絵に込めています。成長して大人になりつつある学生も、それぞれの思いを、「地球の今の時間を」ひたすら画面に追求しています。今このスクールで学ぶ生徒は、約300名。これからも絵を描ける環境を彼らに提供していきたいと思っております。
日本語プログラム
産業の少ないカンボジアでは、外国語を習得することによって、職業選択の幅が広がります。しかし、貧しい家の子ども達は、経済的な理由から、自分の能力を開発、発展させる術がありません。こうした子ども達が自力で自分の未来の扉を開くことができるよう、日本語教室を週4回開講しております。
クレヨン・フォー・キッズ
小さな美術スクールの生徒デザインによるA５ノートを村の子供達にクレヨンと一緒に配布しています。これまでに、約3,500名の生徒にノートを無料配布しました。（2014年12月）１口1,000円で５人の生徒に新品のノートとクレヨンのセットを配布するプログラムをしております。
支援活動
2007年からの継続した活動により、少しずつこの活動を応援してくれる「支援の和」が広がりました。この活動支援を受けて、底辺で喘ぐ人々の生活改善に取り組んでいます。乾季に飲水にも事欠く村へ井戸の寄贈、生活困窮家庭や孤児院への衣類やお米の配布、学ぶ意欲がありながら、勉学を諦めていた子ども達への奨学金の支援。この奨学金で子ども達が大学や英語学校に通えています。
子どもの森ギャラリー
子どもの森ギャラリーは、日本人経営のブティックショップ「Old Forest」様のご厚意により、店舗２階スペースを無料で貸して頂き、2013年5月30日にオープン致しました。現在、小さな美術スクールで学んでいる小さな子ども達の作品をメインに展示しております。ぜひアンコールワット観光にお越しの際は、お立ち寄り下さい。
文化を次世代へ
スクールに継続して通い、自国の文化、歴史、暮らしを独創的に表現する学生たち。この学生たちがオー村の小学校で美術指導を始めました。カンボジア人によるカンボジアの子ども達への授業を通して、自国の文化を継承し、発展させ、次世代につなげることができるようになりました。
